桜が終わり、あっという間に初夏の陽気ですね。
季節の模様の帯のコーディネートも楽しい季節です。
丹後のお召しに牡丹模様の名古屋帯を合わせました。
お召しはさらりとした感触なので、単衣に切り替わるこの時期に重宝します。
織りの着物ですが、さらっとした感触が小紋にも近いので、キリッとしたい時に良く来ます。
この日は、講師養成コースの最後の認定試験があったので、私もきちんと感を出すべく、スーツ感覚のお召しを選びました。
こちらは別の日に、同じお召しでアンティークの帯を合わせたコーディネート。
普通に結ぶと模様が反対向きになってしまう「引き抜き帯」なので、本角出しをしました。
桜と蝶々と藤の花。春爛漫の楽しい帯です。
らくや時代に石田節子先生にいただいた大切な帯です。
この帯で一年に一回この時期に生徒さんへ「引き抜き結び」を実演、披露しています(笑)
飽きが来なくて季節の模様の帯とも相性が良いお召しは、一枚あると何かと重宝するのでおすすめです。
帯が主役だけど着物も負けてないからね!という感じです。
着物って楽しいですね。
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