9月の最初の日曜日、すみれ堂の生徒さんにご招待いただき、国立小劇場の9月文楽公演を観に行って来ました。
鑑賞したのは第一部の生写朝顔物語。
初めての文楽で、前知識も何も無しで内容わかるかなあ、と不安でしたが、お話の内容がとても分かりやすく、スクリーンの字幕にも助けられ、あれよあれよと世界に引き込まれて、最後にはウルウルと感動の涙。
主人公の朝顔こと深雪の激しく情熱的な悲恋に、途中感情移入したり、
ひととき、現実を忘れてその世界に陶酔できるのも、演劇の素敵なところです。
三味線に合わせた義太夫の浄瑠璃と人形の美しさ。
文楽、また観たいなあと思いました。
一度見るとはまる、と噂に聞いていた通りでした。
ご招待くださったnaokoさん。お母様から譲り受けたという小紋がとても良くお似合いです。素敵。
チケットのお手配から、鑑賞の仕方、お昼のお手配まで何から何までお世話になりました。
naokoさんの細やかな気配りに助けられ、私の文楽デビューは極上のものになりました!ありがとうございました。
この日の私のコーディネート。
千鳥模様の絽の小紋に波模様の名古屋帯。
国立劇場だし、目上の方々とご一緒だし、ということで小紋にしました。
会場には紬の人も多くて、皆さん着物も着慣れていて、文楽にも慣れていて、という印象でした。
風がとても爽やかな秋晴れの1日。ありがとうございました。
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