6月の振り返りブログその2です。
毎年恒例、すみれ堂の生徒さん達と山形県米沢市に旅行に行って来ました。
着物の工房を見学したり、美味しい物を食べたり、観光したり大人の修学旅行みたいな3日感の旅でした。
day1
米沢駅に到着後、早速ランチ。
龍上海のラーメンを頂きました。
にんにくの辛味味噌がクセになる美味しさでした。
ランチの後は観光へ。
上杉神社
上杉伯爵邸のお庭も綺麗でした。
紫陽花が見頃の笹野観音へ。
day2
朝一番で工房見学、佐志め織物さんを訪れました。
私が1番最初に購入した「五百機(いおはた)織」と言う紬は、実は佐志めさんの物です。
もう20年以上前の話ですが、今もお気に入りで、手持ちの中で好きな着物のランキング上位に入ります。
ずっと訪れて見たかった佐志めさん。
工場はチリひとつ落ちていない清潔さは感動ものでした。
いおはた織と言う名前は、織姫彦星に由来するエピソードも素敵で、念願叶って来れてとても嬉しかったです。
続いてこの日から合流したお二人をお迎えした後、ランチへ。
粉屋小太郎の五段割子蕎麦を頂きました。
ランチの後は、高畠ワイナリーへ。
ワインのテイスティングもお土産のお買い物もとっても楽しくて、あっという間の1時間でした。
続いて、2軒目の工房見学、野の花染め工房さんへ。
藍染の瓶を見せて頂きました。
発酵が良い状態と言うサイン、綺麗な藍の花が咲いていました。
茜染めの材料、茜草の根。
糸の光沢と深い色の美しさにうっとりでした。
ひと手間の心がこもった反物もとても美しくて、吸い寄せられる様に見入ってしまいました。
この日の夜は割烹林さんで季節の和食を頂きました。
美味しいお料理と日本酒で楽しいひとときでした。
day3
3日目は、新田さんの工房見学からスタート。
何度訪れても糸の美しさに毎回感動します。
たくさんの工程を経て丁寧に作られた反物。
今回訪れた工房では、草木染めや織りの工程一つ一つに皆さんが真摯に取り組んでいて、職人魂みたいなものを間近で感じて、深い感銘を受けました。
着物への思いや愛着がより一層深くなった旅でした。